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済州道知事、仁川市長一行が訪北

 済州道民代表団が12〜14日、北側の民族和解協議会の招請で訪北した。代表団はキム・テファン済州道知事とカン・ヨンソク南北協力済州道民運動本部理事長をはじめ農民団体の代表、企業人など70人。直行便で空路平壌入りした。滞在期間、平壌市内の名所や妙香山などを参観した。

 北側は、済州道民が1998年から毎年みかんやにんじんを贈る活動を行っていることに対して感謝の意を表し、02年5月と11月、03年8月の3回にわたって計760人の道民を北側に招待した。4回目となる今回の訪北に関してキム・テファン知事は、「訪問事業が継続し済州道と北側との間の交流、協力拡大について協議が進むという点で大きな意味がある」と述べ、今後も和解、協力事業に積極的に参与する意向を明らかにした。

 一方、社団法人「平和3000」のシン・ミョンジャ理事長とアン・サンス仁川市長をはじめとする関係者148人が8〜10日にかけて北側を訪問し、平壌市体育団サッカー場の竣工式に参加した。「平和3000」などが中心となってサッカー場の改修事業を推進し、仁川市が財政的にバックアップした。9日の竣工式では、アン・サンス市長から平壌市体育団のリム・スンチャン団長にサッカー場現代化事業の証書とともに、シューズやバッグ、運動器具などが贈呈された。リム団長は南側の支援と協力に対して謝意を表した。アン市長も、「ともに朝鮮サッカーの名を高めよう」と述べた。竣工式の後、金日成競技場で北南ジュニアユースチーム同士の試合が行われた。

[朝鮮新報 2007.11.16]