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核施設無力化 専門家代表団が訪朝

寧辺核施設を参観

 朝鮮側の核施設無力化と関連して、米国、中国、南朝鮮、ロシア、日本の5カ国の専門家で構成された代表団が11月27〜29日まで訪朝した。

 南の連合ニュースによると、代表団は滞在期間、寧辺の核関連3施設を訪問し、無力化作業の進ちょく状況を直接確認した。また、朝鮮側の当局者と無力化作業に関する協議も行った。

 代表団は米国務省のソン・キム朝鮮部長、中国外務省の陳乃清・朝鮮半島事務大使、日本外務省の市川とみ子不拡散・科学原子力課長ら約10人。日本政府関係者が寧辺入りするのは初めて。

 米国側のソン・キム部長は29日、訪朝を終えて到着した北京空港で記者団に対し、「寧辺の3施設を見て回り、無力化の全ての過程が円満に進んでいることを直接確認した」と述べ、今回の訪朝について「非常に有用で生産的だった」と評価した。さらには、「核施設の無力化の全過程が今年12月31日まで終了するだろう」との見通しを示した。

 代表団は今回の訪朝に対する評価をまとめた報告書を、今月にも北京で開催されると伝えられている6者会談団長会議に提出する。

[朝鮮新報 2007.11.30]