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第9回北南赤十字会談 離散家族面会、年400人へ

 第9回北南赤十字会談が11月28日から12月1日まで金剛山で行われた。

 双方は10.4宣言と北南総理会談(11月14〜16日、ソウル)の合意に沿って、北南間の人道主義協力事業を積極的に推進していくため、一連の問題に合意した。

 合意書によると、双方は離散家族の面会を拡大することにした。

 具体的には、直接面会は年間400人程度ずつ、画像面会(北南間に設置されたケーブルによるモニターでの面会)は年間160家族ずつ行うことにした。また、来年の6.15を契機に金剛山で特別面会を行い、対象は、すでに画像面会で会った対象者の中からそれぞれ100人程度ずつにする。

 また、離散家族のビデオレターの交換を実施することにし、2008年新年を迎えて試験的にそれぞれ20家族ずつ交換して、四半期ごとに、すでに面会したことのある対象者の中からそれぞれ30人ずつ交換することにした。

 朝鮮戦争時期とその後生死がわからない人たちの問題については、離散家族問題の枠内で引き続き解決していくことにした。

 さらに、12月7日に予定されている金剛山面会所の双方事務所竣工式に、双方がそれぞれ必要な人員を参加させることにした。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2007.12.5]