中国外交部副部長が訪朝 |
6者合意履行問題で意見交換 6者会談の議長である中国外交部の武大偉副部長一行が17〜19日まで平壌を訪問した。 朝鮮中央通信によると朴宜春外相が18日、武大偉副部長一行と会見した。 中国外交部は武大偉副部長の訪朝の目的について、6者会談合意の履行問題と関連して朝鮮外務省の金桂官次官をはじめとする朝鮮側関係者と現在の状況、今後の局面について意見を交換するためだと明らかにした。 人民日報によると、武副部長一行は18日、寧辺の核施設を見て回り、無力化作業が順調に進んでいると評価した。武副部長は、「核施設の無力化は6者会談9.19共同声明履行の第2段階における重要な内容であり、われわれは6者会談の合意に従って朝鮮と米国の技術者らの誠実な努力で無力化作業が順調に進んでいることを目撃した」と述べた。また、「会談参加各国が『行動対行動』の原則に従って持続的に自らの義務を履行することで、第2段階の行動措置を全面的に実践することを願う」と述べた。 一方、米国務省のソン・キム課長が19〜23日まで訪朝し、朝鮮側関係者と核施設の無力化、核計画の申告問題、6者会談合意履行プロセスを進展させる方法などについて意見交換すると伝えられている。 [朝鮮新報 2007.12.21] |