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第7回東京外国人学校合同絵画展 民族色あふれる830点展示

23日まで、都庁・都政ギャラリーで

合同絵画展は01年から毎年開催されている

 第7回東京外国人学校合同絵画展(主催=同実行委員会、共催=日朝友好促進東京都議会議員連盟、東京都議会日韓議員連盟、後援=東京都)が17日から23日まで東京・新宿の東京都庁都政ギャラリーで開催されている。

 絵画展は、外国人学校相互の親睦を図り、それぞれの文化を理解する場として、また多くの都民が外国人学校に対する理解を深める場として01年から毎年行われてきた。

 現在、都内には約5000人の外国人小学生、約3000人の外国人中学生が在住し、外国人学校や日本学校に就学している。

 今年は朝鮮学校、韓国学校、インドネシア共和国学校の児童、生徒らの作品、約830点が展示された。

楽しそうに絵を見る生徒たち

 朝鮮学校(東京中高、第1初中、第2初級、第3初級、第4初中、第5初中、第6初級、第9初級)からは、天下大将軍、地下女将軍のチャンスンや色とりどりのタル(仮面)、合同制作「民族のお話」、そして「みんなで踊ろう」と題された高句麗古墳壁画の舞踊図など民族色あふれるユーモラスな作品ほか、針金で制作された鳥や蝶、魚、アルミホイルで作った昆虫や花、自画像、生き生きとした学校生活を描いた作品などが多数出品された。

 会場を訪れた東京第1初中・朴美耶さん(中3)は、「学校ごとに個性があっておもしろい。毎年見に来ているが、他の外国人学校の生徒たちと交流してみたい。とくに、食生活などについて聞いてみたい」、また郭★娥さん(同)は、「私たちと他の学校の子の絵の描き方が違うと思った。例えば、韓国学校の子の絵には抽象画がある。他の外国人学校に通う人たちはどんな勉強をし、どんな生活をしているのだろう。機会があれば聞いてみたい」などと感想を話していた。

★=示へんに貞

[朝鮮新報 2007.521]