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「南北コリアと日本のともだち展」 8月下旬には平壌で

今年のテーマは「私のたいせつな人」

絵画展を観る子どもたち

 子どもたちの絵を通して「21世紀を平和の世紀にしたい」との願いから、2001年に始まった「南北コリアと日本のともだち展」が、今年も6月28日から7月4日まで、東京都渋谷区の東京都児童会館で開かれ、朝鮮から30点、南朝鮮から30点、日本から80点(朝鮮学校の40点を含む)が展示された。

 今年のテーマは「私のたいせつな人」。

 画用紙には、家族、友人、先生、いっしょに暮らしている動物や思い出の品など、子どもたちが日頃大切に思っている人や物が描かれた。

 また1日には、南朝鮮からNGO「南北オリニ オッケドンム」の9人の子どもたちを招き、日本と在日コリアン、南朝鮮児童ら50人による「こどもワークショップ」も催された。

ワークショップでは○×クイズも

 ワークショップでは、朝鮮半島や日本に関する4択クイズやグループ対抗○×クイズ、風船わたしゲーム、ビデオレターの紹介、よさこいアリラン、マイムマイムなどが行われ、子どもたちの顔に笑みがこぼれた。

 「オッケドンム」の子どもたちは、2日には台東区千束小学校と東京朝鮮第1初中級学校を訪問し、ホームステイ。交流を通じて平和の大切さを学んだ。

 絵画展はこの後、8月下旬に平壌、9月中旬にソウルへと続く予定だ。

 金珠愛さん(初6、東京第5)は、「(以前)平壌展に参加したウリハッキョのお姉さんやお兄さんたちから話を聞きました。私も絵を送ってくれた、平壌の子どもたちと仲良く遊んだり話したりしてみたい。私たちの絵を持って平壌に行くのをとても楽しみにしています」と話した。

[朝鮮新報 2007.7.4]