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文芸同東京書芸部 「第11回作品展」

メインは合作「伝えたい大切な言葉」

 在日本朝鮮文学芸術家同盟東京支部書芸部の第11回作品展が21〜22日、東京・池袋の東京芸術劇場地下展示室で開かれた(写真)。

 同書芸部は97年以来11年間、毎年欠かさず作品展を開催してきた。今回は10代から60代まで14人による書芸作品41点が展示された。

 今回のメインは、小さな掛け軸や、額縁に飾られたたくさんのハガキ、出品者全員による合作「伝えたい大切な言葉」である。作品には、「われらの願いは統一」「鉄の意志」「アンニョンハセヨからはじめよう」「心」「感謝」など、書芸部員それぞれの想いがハガキいっぱいにしたためられた。

 同書芸部では主に、朝鮮語で作品を手がけることを方針としている。会場を訪れたポーランド人のトムチク・ロバートさんは、「在日の人は朝鮮半島の人と違い、日常的には漢字やかなを使っているにもかかわらず、みんなハングルもプロ並みなので驚いた」などと話していた。

[朝鮮新報 2007.7.25]