朝鮮中央歴史博物館に多くの参観者 |
平壌の大同江のほとりにある朝鮮中央歴史博物館がりっぱに整えられている。 解放直後、わずか2000余点の遺物しか展示されていなかった同博物館はこんにち、数多くの民族文化遺産を陳列、展示した頼もしい歴史遺物保存拠点、有力な学術研究拠点、大衆教育の場に発展した。愛国名将と偉人をはじめ朝鮮人民の闘争に関する資料、先祖の知恵と才能を見せる高麗磁器、世界初の金属活字と鉄甲船である亀甲船、測雨器などが展示されている。 これまで同博物館では、歴史遺物と資料を絶えず発掘、収集し、それについての学術研究を深めて民族文化遺産の宝庫を豊富にしたし、5000年の民族史の定立に寄与した。 近年、原始、古代の資料と渤海時代の金銅蓮花装飾品、各種の鉄製道具、高麗時代の大慈寺鐘など数十点の遺物を補充展示した。また、高句麗壁画古墳写真展示会、高麗時代歴史遺物展示会、李朝磁器展示会も多様な形式と方法で催した。 1947年8月からこの60年間、900余万人の市民、16万余人の海外同胞、外国人が博物館を参観した。(朝鮮通信) [朝鮮新報 2007.8.27] |