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金剛山歌劇団仙台公演 同胞、日本市民ら1200余人が観覧

 金剛山歌劇団(李龍秀団長)仙台公演が3日、宮城県の仙台市民会館で開かれた。公演を総連宮城県本部・朴広基委員長と「万石公演実行委員長兼宮城県商工会会長、文屋公日本側公演実行委員会会長兼宮城県日朝友好親善協会会長、東海林利雄日本側公演実行委員会委員長兼日朝友好宮城県連絡会議会長をはじめ、同胞や日本の市民ら1200余人が観覧した。

 公演をめぐっては、仙台市が市民会館の使用をいったん許可しながら、「右翼団体の妨害行為により混乱が生じ管理に支障が出る」として後日、許可を取り消した。これに対し公演実行委員会は提訴。地裁、高裁はともに会館使用を認めた。

 公演当日は右翼団体の街宣車約20台が押し寄せ騒ぎ立てた。そのうちの右翼団体構成員4人が警官に体当たりするなどして公務執行妨害で逮捕された。日朝友好親善を目的とした公演を力で押さえつけようとする行為に、観客や住民らも憤りを露にしていた。

[朝鮮新報 2007.9.7]