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〈朝鮮服飾ものがたり37〉 戦服(チョンボク)

 軍服のひとつ。袖がなく、後を深く割いて、ほかの服の上に重ねて着た。

 1894年、甲午農民戦争以降に廣袖衣の廃止に伴い、官吏たちの通常礼服になった。

 トゥルマギの上に重ねて着て、ひも状の帯をしめた。

 (出展「李朝服飾図鑑」=朝鮮文学芸術総同盟出版社、1962年版より)

[朝鮮新報 2007.9.15]