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やっとスタート地点に

ピアニスト 高紅実さん

 姉の影響で4歳からピアノを始め、現在ピアニスト、専門学校の演奏助手、ピアノ教室の先生として多忙な毎日を送る。

 学生の頃、ばく然ではあったが、「演奏家になりたい」と思いはじめ、卒業してからは場数を踏むために声がかかればどこへでも出向いた。オーディションを幾度も受けて演奏会に参加した。地道な努力のすえ、「自分が一緒にやりたい人たちと、やりたい形の演奏会を開きたい」と思い、一昨年の初リサイタルを皮切りに昨年、今年と年に一度演奏会を開いてきた。

 「楽譜の内容を読み取る力、それを表現する力、そしてテクニックが必要。どれか一つが欠けても、聴衆の心に響く演奏にはならないと思う。これらが一致したときがとても快感」。

 「上には上がいるけど、やっとやりたいことのスタート地点に立てたかなと思う」と語り、「最終的には『ちょっとはピアノうまくなったよね』って思いながら生涯を閉じたい」と笑った。

[朝鮮新報 2007.9.19]