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民族同士、一つの音楽を

金晶洙教授 秋渓芸術大学校音楽学部国楽科

 9月24日に奈良の薬師寺で行われた「ユーラシア出会いのコンサート in 薬師寺」の舞台で、伝統音楽を披露したソウル国楽管弦楽団。そこで、テグムの情緒的な音色を披露した。現在ソウルにある、秋渓芸術大学校音楽学部国楽科教授などの職責についている。

 日本、中国、米国などさまざまな国で演奏をしてきたが、言葉や音楽的感性を共にできる在日同胞と出会ったことに感激をあらたにしたと語った。「南北の伝統音楽に携わる人たちが、一つの舞台で演奏することは、とても意義のあること」。

 「北は、音楽一つでも国家が大々的に改革、進歩させるのに力を注いでくれる。だから改良も早く、現代的に発展している。うらやましいかぎり」と笑う。

 「引き裂かれている民族文化を早く一つにしたい。世界の舞台で、ともに活躍できればうれしい」(裕)

[朝鮮新報 2007.10.15]