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金剛山歌劇団岡山公演 同胞、日本市民 1400人が観覧

 金剛山歌劇団岡山公演が12日、岡山市の岡山シンフォニーホール・大ホールで行われ、同公演実行委員長の邊日銖・総連岡山県本部委員長と小田圭一岡山県議会議員、羽場頼三郎市議会議員らをはじめ、同胞や日本市民ら1400余人が観覧した。

 公演の準備過程で、会場側は今年1月に受理していた会場使用申請を、7月になって突然「不許可」にし、主催者側に通知してきた。

 理由は、「右翼団体等の妨害活動により会場側に管理上の支障が生じる」というものだった。

 実行委員会は、この不当な扱いに対し、再三「不許可処分」撤回を申し入れたが、市も会場も受け入れなかった。やむをえず裁判所に「不許可処分の取り消しと仮の使用の申し立て」を提起した。

 その結果、裁判所は「憲法の保障する集会の自由、表現の自由を侵害する」として、ホール側に「不許可処分」の取り消しと会場使用を認めるよう、決定を下した。

 公演当日、午後1時過ぎから数団体が会場周辺を街宣車で回り騒ぎ立てたが、数百人の警官隊と岡山市役所職員、朝青員、活動家たちによる警備で、大きな混乱もなく、公演は盛況裏に行われた。

[朝鮮新報 2007.11.22]