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第4回大阪朝鮮学生芸術祭

生徒300人、民謡や踊りを披露

 第4回大阪朝鮮学生芸術祭が17日、東大阪市立市民会館で行われ、府下朝鮮学校の生徒ら約300人が朝鮮の歌や踊り、楽器演奏を披露し、同胞、学父母、日本人ら約1500人が観覧。また、総連大阪府本部の金奉亨委員長が朝倉秀実府議、北大阪、生野、東大阪、中大阪、西大阪の朝鮮学校を支援する会の各代表をはじめとした日本人士らと共に観覧した(写真)。

 4回目となる今回の公演では、統一をテーマにした演目が目立った。大阪朝鮮第4初級学校の群舞「走れ! 統一列車」は、北南の鉄道を連結させ統一列車を走らせることで、統一への願いを表現した。東大阪朝鮮中級学校と北大阪朝鮮初中級学校は朝鮮民謡「アリラン」を現代風に編曲し民族器楽で演奏し、観客を魅了した。

 また公演では、一世同胞らが故郷を懐かしむ朝鮮の伝統的な歌や踊り、民族教育を創り上げた祖父母、学校を守る父母らへの感謝をこめた作品が披露された。生野朝鮮初級学校のサッカー部員らが出演した男性重唱「ぼくらはチビッコサッカー選手」は、力強さだけでなく調和のとれたコーラスで会場を沸かせた。

[朝鮮新報 2007.11.26]