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針灸で地域密着医療

リ・チュンシルさん 医師

 平壌市牡丹峰区域の城北総合診療所に勤めて15年になる。市民の間では「町の名医」として親しまれている。末端医療機関である診療所の医師だが、大病院の医師にも劣らぬ腕だと評判だ。

 専門は高麗医学。針灸療法で膀胱炎、痔、座骨神経痛をはじめ多くの病気を治す。秘訣は「灸穴を正確に探し出すこと、それとモグサの加工方法」だとか。彼女の手にかかれば一度の治療で病気が完治するという。

 現在まで、上記の病気で苦しむ200人以上の患者を治療した。地域住民以外にも、うわさを聞きつけて全国から人が訪れる。専門の治療活動以外にも電気針治療器を発明するなど、保健・医療分野に大きく貢献している。

 「医者として人の命を扱う責任感が一番大事」

 地域密着の医療活動をモットーに、患者に向き合っている。(平壌支局)

[朝鮮新報 2007.12.10]