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第6回冬季アジア大会 北南選手、閉幕式でも合同行進

朝鮮選手団、メダル獲得ならず

1日に行われた女子アイスホッケー「北南対決」の様子 [写真=聯合ニュース]

 1月28日に中国・長春で開幕した第6回冬季アジア大会が4日、閉幕した。北南選手団は、開幕式同様、閉幕式でもブルーの朝鮮半島と独島が描かれた「統一旗」を持って合同行進し、観客らに手を振って応えた。

 フィギュアスケート、スピードスケート、アイスホッケー、スキー競技などに出場した朝鮮選手団は今大会、メダルを獲得できなかった。南朝鮮選手団は金9、銀13、銅11の総合3位となった。総合1位は中国、2位は日本。一方、1日には女子アイスホッケーの「北南対決」があった(写真)。5−0で北が勝利。試合後、「われらの願い」を観客らと共に歌い、選手たち同士で記念写真を撮るなど、会場は和やかな雰囲気に包まれた。朝鮮女子アイスホッケーのリ・ヨンスン主将は、「第3国じゃなく、平壌とソウルを舞台に統一チームで試合ができればいい」と語っていた。

 また、2008年北京五輪で統一チームの構成などが話し合われる予定だった「北南スポーツ会談」は実現しなかった。

[朝鮮新報 2007.2.7]