２００７年度朝・日体育人新春懇親会が９日、東京都新宿区にある京王プラザホテルで行われた。懇親会には総聯中央の南昇祐副議長、体連の鄭元海会長、鄭智海理事長をはじめとした在日同胞スポーツ団体と日本オリンピック委員会など日本のスポーツ団体の役員、関係者ら約１６０人が参加した（写真）。

　主催者を代表して体連の鄭会長があいさつ。昨年、世界制覇を成し遂げた「FIFA　U−２０女子サッカー世界選手権大会」での朝鮮選手らの活躍や全国高校サッカー選手権大会に府代表として連続出場を果たした大阪朝高、国体に初参加したウリハッキョ生徒らの活躍などを称えた。同会長は、今年、日本で世界フィギア世界選手権大会や世界陸上の開催が予定されているが、スポーツが政治的に利用されることなく、今後も朝・日スポーツ交流がいっそう深まることを願うと述べた。

　来ひんを代表して遅塚研一・日本オリンピック委員会常務理事、池田哲雄・ベースボールマガジン社社長らがあいさつ。参加者らは会食を楽しみながら、今後の両国のスポーツ交流の発展を約束した。 

［朝鮮新報 2007.2.10］