〈第12回世界水泳選手権大会2007〉 朝鮮選手、メルボルンで舞う |
3月17日から今月1日までオーストラリアで行われた「第12回世界水泳選手権大会メルボルン2007」に8人の朝鮮代表選手(リュ・ジョンエ監督)らがソロ、デュエット、チームの各種目に出場した。 朝鮮代表選手らは今大会、3種目で朝鮮シンクロ競技史上初となる決勝に進むなど、その急成長ぶりが大会関係者に注目された。 とくに、競技レベルの目安とされるチームの2種目で堂々の決勝進出を果たしたことは大きな成果であった。 最多5種目に出場したワン・オクキョン選手(18)は、ソロテクニカルルーティンで27カ国中12位という成績(決勝で合計点88.500、予選で87.666、優勝選手は決勝で99.000)。名実ともに朝鮮の「シンクロの華」として活躍した。 今回のチームは、横浜で行われたシンクロワールドカップ2006に出場するため、昨年来日する予定であった。しかし、日本当局がビザを発給しなかったため入国できなかった。 2000年のシドニー五輪で世界デビューを果たした朝鮮のシンクロチームは、2005年の世界水泳モントリオール大会、2006年のドーハ・アジア大会(銅メダル獲得)など、着実に経験を積み重ねている。2008年北京五輪に向けた飛躍が期待される。 【朝鮮代表選手の結果】 ・ソロテクニカルルーティン ・ソロフリールーティン ・デュエットテクニカルルーティン ・デュエットフリールーティン ・チームテクニカルルーティン 12位 ・チームフリールーティン 10位(ブラジルと同順位) [朝鮮新報 2007.4.11] |