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北南U−17代表親善試合 「W杯でまた会おう」

2日、京畿道・水原ワールドカップ競技場で行われた南のU−17代表との親善試合 [写真=聯合ニュース]

 朝鮮のサッカーU−17(17歳以下)代表チームが3月20日から1カ月間、U−17ワールドカップ(8月18日〜9月9日)に向けた調整のため、南朝鮮の各地で現地トレーニング、親善試合などを行っている。

 3月30日には済州島・済州ワールドカップ競技場で、今月2日には京畿道・水原ワールドカップ競技場で南のU−17代表との親善試合が行われた(写真)。各試合では南が2−0、2−1で2連勝、同世代の通算戦績を2勝2敗1分けとした。親善試合では北と南の選手らが手をつなぎ入場、記念撮影するなど「わが民族同士」のムードが漂った。

 水原の試合では、前半15分に南が先制。しかし後半8分にリム・チョルミン選手の左足シュートで北が同点に追いつく。それでも後半37分、南のリ・ヨンジュン選手がコーナーキックからのボールを頭で合わせ南が勝利した。

 親善試合では、互いが倒れたら手を差し伸べ起こしあう姿が見受けられた。また、北のベンチには南の医務担当者が座ったという。

 2戦目で先制した南のイム・ジョンウン選手は「(試合中)北の選手のサトゥリ(方言)がうまく聞き取れなかったけど、試合後には『本選でまた会おう』と約束した」という。

 また、南のパク・キョンフン監督は朝鮮チームの印象について、「体力的にも組織的にも完成されている。とくにゴール前で鋭いプレーを見せていた主将のアン・イルボン選手は、センスが光っていた」などと評価した。

 朝鮮代表チームは20日に帰還する予定だ。

[朝鮮新報 2007.4.11]