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東芝府中の主将が熱血指導 朝大、東京朝高ラグビー部員らを鼓舞

 ラグビートップリーグの強豪、東芝府中ブレイブルーパスの冨岡鉄平主将が7日、朝大を訪れ、同大ラグビー部と東京朝高ラグビー部らを指導した(写真)。

 この日、冨岡主将はパス回し、ディフェンス面での注意点、密集からの球出しなど、身振り手振りの熱血指導を行い、3時間余もの間、部員らを惹きつけた。

 練習後、冨岡主将は「朝大の関東ラグビーリーグ2部昇格」「東京朝高の花園出場」という両チームキャプテンらの決意を聞き、着ていたユニホームをプレゼント。冨岡主将は再度近いうちにまた、練習を見に訪れると約束した。福岡県のメディカルクリニックで働く文水蘭さん(朝大ラグビー部OG)と冨岡選手との縁が今回の指導へとつながった。

 朝大ラグビー部・李鍾基監督の話 チームとして共通意識を大切にすること、基礎技術の大切さの伝え方など多岐にわたり教えていただいた。冨岡選手には日本一を勝ち取った「勝者のエッセンス」がこもっていた。

 朝大ラグビー部・金載昊主将の話 プロでも大声でプレーし、基本に忠実だったことに刺激を受けた。今回の交流をきっかけにもっと前進していきたい。【朝大ラグビー部】

[朝鮮新報 2007.4.18]