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第34回在日本朝鮮人柔道選手権大会 「必ず優勝」、大阪が連覇

個人戦で優勝した大阪の成耆允選手(右)

 第34回在日本朝鮮人柔道選手権大会(主催=在日本朝鮮人柔道協会)が3日、東京の江東区スポーツ会館で行われた。大会には、東京、愛知、大阪、京都などから同胞柔道家や愛好家が参加。総当りによる団体戦(5対5)とトーナメント方式の個人戦(無差別)が行われた。

 団体戦には東京、愛知、大阪、京都の柔道団と、朝鮮大学校柔道部2チームの計6チームが出場した。連覇を狙う大阪と毎回優勝を競う京都、力をつけてきた朝大に注目が集まった。

 1チーム5試合ずつの長丁場を制したのは大阪。順当に一本勝ちを重ね連覇を達成した。2位は2勝2敗1分と大阪をあと一歩まで追い詰めた朝大(ㄱ)、3位には4人での出場ながら健闘した京都がそれぞれ入賞した。

 大阪のキャプテン、全相文選手は「みんな柔道が好きでチーム一丸となってたたかった。東京まで来て優勝できてうれしい」と語った。

 大阪は柔道部の後輩が亡くなった悲しみを乗り越えての出場となった。優勝への強い思いが大会を通して伺えた。

個人戦も大阪

見事な一本勝ちが決まると会場は拍手でわいた

 個人戦では「後輩のためにも必ず優勝すると決意して大会に臨んだ」という成耆允選手(大阪)が一本勝ちを重ね見事に初優勝を遂げた。試合後はチームメイトから胴上げされ笑顔を見せた。

 2位は孫光成選手(京都)。44歳で大会最年長の孫選手は洗練された技を披露した。全相文選手との準決勝は大会一の好試合となった。延長戦までもつれこみ互いに死力を尽くし息を切らしながらも、最後に気力で技を仕掛けていった孫選手が見事に勝利を収めた。孫選手は「若い子に負けてられない。日ごろの練習の成果が最後の最後に発揮された。しっかり練習すればいくらでもできるということを証明できたと思う」と語った。

 今大会最年少出場は東京朝高柔道部キャプテンの陳太極選手(高3)。「やっぱりみんな強かった。組んだときに力とか技だけでない物凄い重圧が感じられた」と語りながらも「大好き」な柔道で貴重な経験を得たことを喜んだ。(泰)

 【大会結果】

 団 体:優勝=大阪、2位=朝大(ㄱ)、3位=京都

 個 人:優勝=成耆允(大阪)、2位=孫光成(京都)、3位=全相文(大阪)、金錫奎(京都)

 敢闘賞:孫光成(京都)、金一虎(朝大)、李秀幸(愛知)

[朝鮮新報 2007.6.6]