神戸朝高出身のプロボクサー 「在樹選手、8月に世界戦 |
神戸朝鮮高級学校ボクシング部出身で世界ボクシング協会(WBA)フェザー級8位の「在樹選手(28、リングネーム=武本在樹、千里馬神戸ジム所属、右ボクサーファイター)が8月19日、六甲アイランド内の神戸ファッションマート特設リング(神戸市)で7度防衛中の同級王者、クリス・ジョン選手(インドネシア)に挑む。同王者は40戦39勝(20KO)1分けの無敗選手だ。 「在樹選手は神戸朝高在学中にボクシングを始め、3年時には全国高等学校総合体育大会(インターハイ)でベスト16入りしている。 1997年12月にプロデビューし28戦21勝(12KO)6敗1分けの戦績を誇る。2004年4月10日には同級13位の選手に判定勝ちし初の世界ランキング入り、その後日本タイトルマッチで敗れ、世界ランキングから一度外れた。しかし今年3月、同級4位の選手に負傷判定勝ちし再度世界ランキング入りした。 「神戸朝高発の拳」が在日同胞に夢と希望を与えると周囲の期待は大きい。(東) [朝鮮新報 2007.6.6] |