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第13回中級部、第17回高級部排球選手権大会 220余人の選手が青春の汗

東大阪中級の選手ら

 総聯結成52周年と総聯第21回全体大会を祝う第13回在日朝鮮中級学校排球選手権大会と第17回在日朝鮮高級学校排球選手権大会が5月19、20の両日、兵庫県立総合体育館(兵庫県西宮市)で行われた。今大会には中高級部18チーム、220余人の選手らが参加、数多くの関係者と学父母ら、またバレーボール愛好家らが会場を訪れた。選手権大会は昨年に続き、中級部部門に東京と岡山の選手団、そして岐阜初中中級部の選手らも単独で参加、大会を盛り上げた。

 中級部男子では、基礎練習に重点を置き練習に励んできた東大阪が尼崎、東京を下し優勝した。

 中級部女子でも東大阪が実力をいかんなく発揮。予選リーグで西播を下した気勢をかって、2日目の決勝リーグに挑んだ。決勝リーグでは打点の高さと速攻を組み合わせた攻撃で、神戸、東京のディフェンスを破った。一方、東京の選手らは、練習過程で培われた実力を発揮、3位入賞を果たした。

大阪朝高の選手ら

 高級部男子では、大阪と神戸に次ぐ東京の努力が際立った大会となった。両日、2度のリーグ戦を通し東京はボールをしっかりと力強い攻撃でつないだ。結果、東京は神戸を下し、準優勝を果たした。安定した防御力を発揮、極力ミスを避け連続強打で圧倒した大阪は神戸、東京を下し連続優勝した。

 高級部女子では、予選リーグとトーナメントを勝ち抜いた神戸と大阪が決勝戦に進出。ここ最近、全般的に実力を上げている神戸は、李美淑選手を中心に連続猛攻撃を仕掛けた。しかし、リベロの梁英愛選手の正確なレシーブとセッターの徐未稀選手のそつのない試合運びによる強い攻撃力を見せた大阪が全試合、1セットの取りこぼしも見せずに3年ぶりの優勝を果たした。【在日本朝鮮人排球協会】

 【大会成績】

−中級部男子

 優勝 東大阪、準優勝 尼崎、3位 東京、東京第1合同

−中級部女子

 優勝 東大阪、準優勝 尼崎、3位 東京

−高級部男子

 優勝 大阪、準優勝 東京、3位 神戸

−高級部女子

 優勝 大阪、準優勝 神戸、3位 愛知

 【大会最優秀選手】

−高級部男子 高勇一選手(大阪)

−高級部女子 徐未稀選手(大阪)

−中級部男子 趙誠慶選手(東大阪)

−中級部女子 白沙愛選手(東大阪)

[朝鮮新報 2007.6.7]