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東大阪中級ラグビー部 府大会で初優勝

創部7年目でビックタイトル

 東大阪朝鮮中級学校ラグビー部が大阪中学校総合体育大会で優勝した。創部7年目で初のタイトル獲得となる。

 同校ラグビー部は16日、東大阪市の花園中央公園多目的球技広場(第3グラウンド)で行われた決勝戦で菫中学校を63−10で下した。

圧倒的な力の差で優勝をした東大阪中級ラグビー部

 市大会優勝後、府大会でも圧倒的な大差で決勝まで駒を進めた東大阪中級ラグビー部は、決勝戦でもチームワークとスピードで相手を圧倒した。試合開始直後はボールを奪えずトライを許したものの、その後は次々とトライを重ね9トライ9ゴールを奪い圧勝した。

 キャプテンの金寛泰選手(中3)は「みんながお互いを信頼し団結して最後まで走りぬいたので勝てた。今大会を通じてチームが大きく成長した」と熱っぽく語った。

 康徳守監督は「終始立ってプレーでき、よく走ったことが勝因だ。選手たちは学校生活でも中心的役割を果たし、練習も自覚と目的意識をしっかり持ってやってきた。それが今大会でいかんなく発揮された」と評価した。

 同校ラグビー部は秋に行われる近畿大会を目標に再び練習に励みたいとしている。とくに3年生は「このメンバーで朝高に行って花園(全国大会)にでたい」と意気込みを語った。

 この日の決勝戦には同校生徒、教職員、学父母をはじめ同胞らが応援に駆けつけた。「大阪にまた一つ自慢の種が生まれた」「子どもたちがわれわれに力を与えてくれた」と優勝を喜んだ。

[朝鮮新報 2007.6.16]