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第10回伊丹フェスティバル「高麗杯」

アボジたち、サッカーで交流

「高麗杯」には8チームが参加、熱戦を繰り広げた

 第10回伊丹フェスティバル「高麗杯」(主催=高麗、伊丹朝鮮初級学校教育会)が10日、兵庫県伊丹市の猪名川第3、4グラウンドで行われた。

 高麗は伊丹、川西地域の同胞サッカー愛好家らが約30年前に結成。伊丹初級のサッカー部を指導、支援し、同胞、学父母、日本人との親善、交流を行ってきた。10年前からは、各地のアボジサッカーチームを招待して大会を開いてきた。

 今回は高麗(2チーム)をはじめ愛知高麗、セナラ(奈良)、ムジゲ(大阪)、中大阪(以上、同胞チーム)と、プレジール、有岡(伊丹の日本人チーム)の計8チームが参加した。最高齢の出場者は63歳だった。

 大会は40歳以上と以下の4チームずつ2ブロックに分かれ、総当たり戦で行われた。40歳以下のブロックではセナラ、40歳以上のブロックでは愛知高麗が優勝した。

 大会後、伊丹初級の運動場で表彰式が行われ、焼肉を食べながらの交流会が行われた。伊丹初級へのチャリティも行われた。

 高麗の李永淳さん(60、総聯伊丹支部副委員長)は「若いアボジたちも参加するようになってきてうれしい。もっと大きな大会にしていきたい。いろんな地域にアボジチームが作られ、子どもたちの支援やアボジ同士の交流が盛んになれば」と語った。

 ※高麗では対戦相手を募集している。連絡は総聯伊丹支部まで(TEL 072・782・2590)。【伊丹分局】

[朝鮮新報 2007.6.20]