第15回イプニカップ 和歌山初級が初優勝 |
第15回近畿地方初級部バレーボール大会「イプニカップ」(主管=大阪府朝鮮人排球協会)が16、17の2日間、兵庫県立総合体育館(兵庫県西宮市)で行われた。今大会には近畿地方15の初級学校から17チーム、170余人の選手らが参加した。また、約1000人の学父母らと家族、学校関係者、愛好家らの声援は大会をよりいっそう盛り上げた。 今大会、予選リーグから決勝まで圧倒的な力で勝ちあがったのは、和歌山初級だった。和歌山初級7選手の平均身長は142.5センチ。1部決勝トーナメントに出場した8チーム中、2番目に低かった。しかし、主将を中心に、すべての試合で日頃の練習成果をいかんなく発揮した。 決勝戦で和歌山初級は、西神戸初級コートに強烈なアタックを浴びせ、相手のレシーブを弾き、ミスも少なかった。とくに、コート中央における金春希選手を中心とした左右への連続攻撃は、関係者らの注目の的となった。また、1セット平均失点9.8点というレシーブ力は、ひとつのセットも落とさずに栄誉の初優勝を飾る原動力ともなった。 大会では、和歌山初級の金春希選手に「イプニ賞」(最優秀選手賞)が、6人の選手に優秀選手賞が授与された。【在日本朝鮮人排球協会】 【大会成績】 ●1部 [朝鮮新報 2007.6.20] |