朝鮮女子サッカー、五輪出場権を獲得 |
香港に19−0の大差で圧勝 【平壌発=姜イルク記者】2008年に北京で行われる第29回オリンピックへの参加資格を獲得するためのアジア地域女子サッカーの最終試合で、B組に属する朝鮮は12日、金日成競技場で香港と対戦、19−0の大差で圧勝した(写真)。 4月7日からホーム&アウェー方式で行われてきた予選最終戦を勝利で飾ったことにより、朝鮮は6戦6勝という圧倒的な強さを見せつけて本戦に臨むことになった。 オーストラリア、チャイニーズタイペイ、香港と同じグループで対戦してきた朝鮮は4日、台湾で行われたチャイニーズタイペイとの試合で勝利したことにより、B組1位の座を確保しオリンピック出場権を獲得した。 12日に行われた最終試合は、小雨が降るなかで行われた。 朝鮮は前半2分、キャプテンのリ・クムスク選手がヘディングで初得点をあげ、その後も攻撃の手を緩めず前半に8点、後半にも11点あげ、計19点を入れた。 試合後、キム・グァンミン責任監督は「来年のオリンピックに自信を持って臨む」と抱負を語った。 試合終了後、観衆らは選手たちに熱烈な拍手を送り、バスに乗って競技場を出る選手たちを見送った。 [朝鮮新報 2007.8.22] |