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〈FIFA 07女子W杯中国大会〉 朝鮮代表 決勝トーナメントへ

 FIFA女子W杯2007中国大会が10日開幕し、30日まで上海など中国5都市で行われている。大会には各大陸の予選を通過した16カ国が4つのグループに分けられ、それぞれで白熱戦を展開している。予選Bグループの朝鮮代表は、初戦で米国と2−2で引き分け、続くナイジェリアとの試合では2−0で勝利、予選最終戦のスウェーデンに1−2で競り負けたがB組2位で決勝トーナメント進出を果たした。22日にA組1位のドイツと対戦する。朝鮮中央テレビは大会開幕から毎晩、主要競技を録画放送している。

W杯出場権を獲得した「AFC女子アジアカップ2006」、対日本戦で勝利し歓喜する朝鮮女子代表(2006年7月30日、オーストラリア、写真=在日本朝鮮人蹴球協会提供)

 3度目のW杯出場となった朝鮮代表(世界ランキング5位)は、今大会で3位圏内の成績を収めるという目標を掲げていた。

 まずは米国(同1位)、スウェーデン(同3位)、ナイジェリア(同24位)と強豪ひしめく予選Bグループを2位以上で突破し、決勝トーナメント進出を果たさなければならなかった。

 中国・成都で行われた11日の初戦、過去2度W杯を制している米国と引き分けたことは、大きな成果と言える。

 この試合で朝鮮代表は、ミドルシュートと深いラインへのパスで先制ゴールを狙うが、突破口を開くことはできなかった。そして後半5分、試合は米国の先制ゴールで動いた。

 しかし朝鮮は後半13分にキル・ソニ選手がミドルシュートで、後半17分にキム・ヨンエ選手がゴール前のこぼれ球を押し込み逆転した。それでも、米国は後半24分に意地のゴールを決めた。

 米国の現地メディアESPNは朝鮮代表のボールキープ率が55%だったと指摘、「驚くべきチームだ」と評した。

 一方、15日発の朝鮮中央通信は「国際サッカー連盟のブラッター会長と連盟関係者ら、成都市民ら、われわれの応援者、在中同胞ら3万5000人の観覧者が見守るなか、朝鮮チームと米国チームとのグループリーグ戦が行われた」と現地での関心の高さを報じ、「世界ランキング1位の米国チームと引き分けたことで、世界サッカー界の関心を引いた」などと伝えた。

 続く14日、朝鮮代表はナイジェリアとの第2戦(中国・成都)を2−0の今大会初勝利で飾った。

 試合では、前半17分にキム・キョンファ選手の放った左CKがそのまま直接ゴールネットを揺らし先制。その4分後にはCKからのボールをリ・クムスク主将が鮮やかにヘディングシュートを決めた。

 後半、ナイジェリアは猛攻に出るが、朝鮮は「前線からボールをしっかりとキープし、中長距離パスで競技幅を広げ、連続攻撃を仕掛けた」(朝鮮中央通信)。

 また、朝鮮中央通信は朝鮮代表DF陣のオーバーラップ、FW陣の活躍で相手チームを混乱させたと報じた。

 南の聨合通信は「3回連続ワールドカップ出場の朝鮮はベスト8進出に有利な条件を整えた」「途切れない体力で波状攻勢を仕掛け、ナイジェリアの反撃を強固な守備陣らで遮断した」などと報じた。

22日、ベスト4かけ対ドイツ戦

 朝鮮代表は18日、中国・天津で行われた予選Bグループ最終のスウェーデン戦に臨み1−2(前半1−1、前半22分にリ・ウンスク選手が同点ゴール)で敗れたが、予選1勝1分1敗(得失点差+1)のグループ2位で初の決勝トーナメント進出を果たした。

 朝鮮代表は22日夕、前回大会覇者のドイツと対戦する。勝てばベスト4となる。(東)

[朝鮮新報 2007.9.19]