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東大阪中級女子バレー、サッカー部 市秋季体育大会で優勝

 9月上旬の在日朝鮮学生中央体育大会で優勝した東大阪朝鮮中級学校女子バレーボール部が、今年度の大阪市中学校秋季総合体育大会に出場し初優勝した。これまでは昨年度の春季大会3位が最高の成績だった。

初優勝した東大阪中級女子バレーボール部

 今大会には建国中、難波中など全国舞台で名の通った強豪チームがひしめいていたが、東大阪中級は中央体育大会優勝の自負心で大会に臨んだ。

 9月16日、堀江中(1回戦)に2−0、建国中(2回戦、第1シード)に2−0でそれぞれ勝ち、9月22日の決勝トーナメントでは中野中(準々決勝)に2−0、文の里中(準決勝)に2−1、むかえた決勝では難波中(第2シード)を2−0で下し大会を制した。

 すべての試合内容は濃く、とくに建国中戦では大接戦が展開され、生徒らの雄姿を見に応援にかけつけた学父母らは異口同音に「中央大会を通じ技術的にも肉体的にも精神的にも水準を上げた。以前の姿とは全然違う」と話していた。

 同部の金勝業監督は「わが校バレーボール部史上、最高成績の優勝はとてもうれしい」と語った。

 また、「事実、中央大会優勝チームとして、恥ずかしくない試合をせねばと考えるほどプレッシャーがあった。それでも生徒らはむしろそのようなプレッシャーを力に変えていた。また、学父母らの大きな声援が優勝を引き寄せた。今大会の優勝を通じ、朝鮮学校のバレーボールの水準の高さを証明できた」と話していた。

 一方、同秋季総合体育大会に出場した東大阪中級サッカー部は9月29日の準決勝(×墨江丘中)、決勝(×友淵中、春季大会優勝校)をそれぞれ3−0で圧倒し、大阪市内92校の頂点に立った。【東大阪中級】

[朝鮮新報 2007.10.3]