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東大阪中級ラグビー部 近畿大会府予選で優勝

圧倒的な強さを誇示、11月3日 兵庫県代表と1回戦

優勝の喜びをかみしめる生徒たち

 東大阪朝鮮中級学校ラグビー部が20日、同志社香里中学校・高等学校グラウンドで行われた近畿中学校総合体育大会大阪府予選Aブロック決勝で、蹉跎中学校を73−0の大差で下し、近畿大会への出場を決めた。

 試合開始早々、トライとゴールを決めペースを握った東大阪中級は、パスワークとフィジカルで相手を圧倒し11トライ、9ゴールを奪った。また、ディフェンスでも相手の攻撃の芽を摘み、危なげなく試合を運び、相手を完封した。

 決勝には、学父母をはじめとする多くの同胞が駆けつけ生徒たちに声援を送り、「近畿大会でもこの勢いで優勝だ」と歓声をあげていた。

決勝では、圧倒的な強さを見せ付けた

 試合後、金寛泰主将は「うれしい。個人のコンタクトと強いディフェンスで優勝できたと思う」と振り返りながら、「このメンバーたちと一緒に1分1秒でも長くプレーできるよう、近畿大会でもがんばりたい」と抱負を語った。

 康徳守監督は、「昨年の府大会で3位になった時の選手らが中3になり、体力を強化し能力を引き上げ経験を積めたことが優勝できた要因。父兄の中にラグビー経験者が多く、生徒たちのラグビーに対する思い入れが強いというのもある」と述べながら、「今年の近畿大会は地元・大阪で開かれるので、好成績を収められるよう生徒たちと共にがんばりたい」と決意を新たにした。

 東大阪中級は11月3日、東大阪市花園中央公園多目的球技場トライスタジアムで兵庫県代表の関西学院中学部との1回戦に臨む。(李松鶴記者)

[朝鮮新報 2007.10.26]