在日同胞、日本市民ら１１０余人が集う

鄭大世選手（右端）を激励する総連南武支部の姜皓遠委員長（左端）

　「川崎フロンターレ鄭大世選手応援会」（崔哲名誉会長、金一男会長）発足会が２４日、カメリアホール（川崎市）で行われた。

　在日本朝鮮人体育連合会の鄭智海副会長、在日本朝鮮人蹴球協会の李康弘理事長、総連神奈川県本部の鄭喜�Q委員長、在日本朝鮮人神奈川県体育協会の崔哲会長らと県下同胞、J１・川崎フロンターレの武田信平代表取締役社長をはじめとするチーム関係者、フロンターレ後援会の砂田慎治川崎市副市長、練習生時代から支えてきた「テセ会」メンバー、川崎市議会議員ら１１０余人が鄭大世選手（23）とともに参加した。

来シーズンから使用する横断幕

　発足会では、応援会が立ち上がるまでの経緯、趣旨と規約説明などが行われた後、南武朝鮮初級学校、川崎フロンターレ、朝鮮大学校サッカー部からのビデオメッセージが紹介された。

　また、鄭選手のオモニ、李貞琴さん（57）と愛知朝鮮中高級学校サッカー部時代の恩師、李太�繼ｳ員（38）が鄭選手に関するエピソードなどを披瀝、会場を大いに沸かせた。

　鄭大世選手は「まさかこんなにやってもらえるとは…」と感激しながら、「同胞との一体感を感じている。感謝しているし、とても幸せだ」と話していた。そして「みんなの期待に応えるべく、来シーズンは背番号にもある16得点を目標に全力で臨みたい」と抱負を語った。（李東浩記者）

［朝鮮新報 2007.11.28］