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平壌で北京五輪聖火リレー

 2008年に中国・北京で行われる第29回夏季オリンピック競技大会の聖火が朝鮮を通ることが決定した。来年の4月28日、平壌で聖火リレー行事が行われる。

 15日発朝鮮中央通信によると、聖火の平壌通過に関する合意書が朝鮮オリンピック委員会と北京オリンピック組織委員会との間で調印された。

 調印式には朝鮮オリンピック委員会と平壌市人民委員会の関係者、北京オリンピック組織委員会のメンバー、駐朝中国大使館の関係者らが参加した。オリンピックの聖火が平壌を通るのは今回が初めて。

 大会組織委員会の発表によると、聖火リレーはチュチェ思想塔からメーデースタジアム、金日成総合大学、朝中友誼塔、中国大使館、4.25文化会館、祖国解放戦争勝利記念館、普通門、人民文化宮殿、平壌体育館、金日成広場、千里馬銅像、凱旋門など市内の主要施設を通過する20キロのコースで行われる。 

 一方、聖火リレー時には、スポンサーである南朝鮮の三星グループ、中国の聯想グループ、米国のコカ・コーラ社の広告が掲げられた車両も通行するという。

 リレーの走者は80人で、朝鮮側が57人、スポンサー3社が各6人、中国が4人、国際オリンピック委員会が1人を選ぶことになっている。

 聖火は4月27日に南朝鮮のソウルを通過した後、平壌に入る。

 総距離13万7000キロに及ぶ同聖火リレーは、世界最高峰エベレストの頂上を超えるほか、世界5大陸の20都市を通過する。(英)

[朝鮮新報 2007.12.19]