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神戸で集会 早期の国交正常化実現を!

80人が参加

集いでは講演と報告があった

 「平和な東北アジアをこどもたちに! 日朝国交正常化を求める神戸のつどい」が12月8日、神戸市勤労会館で行われた。「対話で平和を! 日朝関係を考える神戸ネットワーク」(神戸ネット、高橋秀典代表)が主催した集いには、各層の日本市民、総連の活動家と同胞ら約80人が参加した。

 会では、昨年実現した二度目の北南首脳の対面を収録したビデオが上映された。

 つづいて、関東学院大学非常勤講師の北川広和氏が「東北アジアの平和のために朝・日国交正常化を!」と題して講演した。北川氏は、最近になって朝鮮半島を取り巻く情勢は急変していると指摘。緊張緩和の段階から平和定着の局面に向かっていると強調した。

 一方、日本政府は歴史の大きな流れに逆行して対朝鮮敵視政策に固執していると批判し、具体的な問題点を挙げた。

 そして、日本政府の誤った政策の撤回と朝・日国交正常化を早期実現するための世論を、日本で高めていくためにがんばろうと訴えた。

 講演につづき、神戸朝鮮高級学校の韓弘美オモニ会副会長が、総連と在日朝鮮人に対する日本当局の弾圧による人権侵害に抗議するアピールを行った。

 集いでは、朝鮮対外文化連絡協会と南朝鮮の民主労働党をはじめとする進歩的な団体から送られてきた連帯メッセージも紹介された。

 また集いでは、決議文と日本外務省に対する抗議行動計画が採択された。「神戸ネット」のメンバーは、2008年も朝・日関係正常化のための運動を力強く進めていく決意を新たにした。【神戸支局】

[朝鮮新報 2008.1.15]