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徳島 日朝友好新春フォーラム

総連と市民団体が共催

フォーラムでは毎年集いを開いていくことなどが話し合われた

 「日朝友好新春フォーラム in 徳島」が1月26日、阿波観光ホテルで行われた。集いには、日本の各階層の人士ら30人が参加した。

 今回の集いは、総連徳島県本部と「日朝友好徳島県フォーラム」(フォーラム)の共催で行われた。県レベルでは、こうした集いに同胞が参加するのは十数年ぶりのことで、朝・日が共同で集いを催すのは今回が初めて。

 集いでは、主催者を代表して総連県本部の崔永寛委員長とフォーラムの本田耕一代表幹事があいさつした。

 続いて、「在日と人権」をテーマにした講演が行われた。フォーラム代表幹事の木村清志弁護士が講師として出演し、在日朝鮮人に対する各分野での差別問題と昨年12月に行われた県警公安部による総連県本部会館への強制捜索と7日間にわたって行われた事情聴取の不当性と本質を暴露、糾弾した。

 そのうえで今後、民間レベルでの日朝友好関係を築いていこうと訴えた。

 また、「朝鮮半島を取り巻く情勢」をテーマに総連中央国際統一局の徐忠彦局長が講演を行い、朝鮮での強盛大国建設の現況と朝米、北南、朝・日関係の展望について語った。

 集いでは、徳島大学の饗場和彦教授が結びのあいさつを行った。

 2部の懇親会は、フォーラムの篠原晴美顧問あてに朝鮮から送られてきた誕生日を祝うメッセージが紹介されるなど、終始和気あいあいとした雰囲気の中で進んだ。

 参加者らは、四国朝鮮初中級学校への訪問と交流活動を活発にするとともに、訪朝と関連した企画、決意などを表明した。また、今後も集いを毎年行うことと、来年は参加者数をさらに増やすことなどが話し合われた。【徳島支局】

[朝鮮新報 2008.2.4]