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東京でチュチェ思想セミナー 2.16を記念し開催

 「新時代を拓くチュチェ思想セミナー」が4日、コア池袋(豊島区民センター)で開催された。同セミナーはキムジョンイル著作研究会全国協議会が金正日総書記の生誕記念日に際して企画、主催したもの。チュチェ思想国際研究所の尾上健一事務局長をはじめとする関東・甲信越地方のチュチェ思想研究者など約80人が参加した。

 セミナーでは総連中央常任委員会を代表して徐忠彦国際統一局長があいさつをしたのに続き、韓東成(朝鮮大学校政治経済学部教授)、黒崎輝(立教大学講師)、鎌倉孝夫(埼玉大学名誉教授)の各氏が記念講演を行った。

 韓教授は「『チュチェの新世紀構想』の歴史的意味」と題した講演で、朝鮮創建60周年を迎える今年を「歴史的転換の年」とし、「2012年に強盛大国の扉を開こう」とする朝鮮人民の社会主義建設について解説した。

 黒崎氏は「日本の自主とアジアの平和」というテーマで発言、対米追従路線に基づいた日本の安全保障の虚構性を指摘し、近隣アジア諸国との友好関係を重視する外交の必要性について強調した。

 鎌倉名誉教授は、「米国の強硬路線が挫折する中、資本主義の根本矛盾が露呈している」と述べ、「労働者、民衆が団結し力量を強化することが現在ほど求められている時代はない」と力説した。

 セミナーに続いて総書記の生誕記念日を祝う懇親会が行われた。

[朝鮮新報 2008.2.13]