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総連大阪の代表ら、大阪新市長を表敬訪問

同胞高齢者への支援など求める

記念撮影する総連大阪代表らと平松邦夫大阪新市長(右から3番目)

 総連大阪府本部の金奉亨委員長、夫永旭副委員長兼大阪府民族教育対策委員会委員長、朴栄致国際統一部長、大阪府商工会の朴栄洙理事長、女性同盟大阪府本部の高連玉委員長らは19日、大阪市庁を訪ね、昨年12月に新たに就任した平松邦夫市長を表敬訪問した。市側幹部らが同席した。

 金奉亨委員長は席上、朝鮮を取り巻く政治情勢と関連し、とくにこの4〜5年、朝鮮学校の生徒をはじめとする在日同胞がつらい思いをしてきたと述べながら、在日同胞が安心して暮らせるよう努力することと、朝鮮学校と同胞企業支援のための施策を積極的にとるよう求めた。

 また、生野区をはじめとする同胞が多く暮らす地域に「憩いの家」などを設け、同胞高齢者向けのサービスを拡充することや新市長が朝鮮学校を訪問することなどを求めた。

 他の代表らも、朝鮮学校に対する補助金の拡充や放課後教室、子育てサークルへの補助金給付などを求めたほか、大阪府商工会結成60周年記念行事に市長を招待した。

 平松市長はこれに対し、「私にも在日コリアンの友人がたくさんいる。大阪は在日朝鮮人がもっとも多く住んでいるところなので、市行政としてできることが何かを検討していきたい。朝鮮学校は一度、訪問してみたい」と語った。【大阪支局】

[朝鮮新報 2008.2.27]