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連京都、ウトロ住民に募金伝達 住民ら「感謝の気持ちでいっぱい」

各地総連、同胞の同胞愛で

多くの報道陣が見守る中で募金が手渡された

 京都・ウトロの同胞たちを支援するために集められた募金が2月26日、総連京都・南山城支部会館で多くの報道陣が見守るなか、ウトロ町内会の金教一会長に贈呈された。総連京都府本部の金学福委員長が代表して、総連各機関、各地の同胞からの募金1200万円を手渡した。

 席上、総連京都府本部の琴基都副委員長は、昨年10月にウトロの土地売買契約が結ばれたが資金が不足していると聞いて1月20日から募金運動を展開、一カ月という短い期間ながらも総連の各機関と数千人の同胞らが賛同し、とくに若い世代が運動の先頭に立った結果、募金総額が1200万円に上ったと報告した。

 金学福委員長から募金を受け取った金教一会長は「総連については、支部の活動家をはじめ組織的に常に多くの支援を受けている。これまで二度も支援金をいただいたうえ、今回も全組織的に募金運動を展開していただき、感謝の気持ちでいっぱいだ」と述べた。

 この日、夜に行われたウトロ住民集会では、総連の募金運動について報告された。募金を目にした参加者からは拍手が沸き起こった。

 今回の募金運動は、1月20日から2月20日までの短い期間に集中的に行われた。経済状況が厳しいなか、朝鮮新報紙面(1月22日付)を通じて募金運動が提起されると、すぐにさまざまな機関と同胞から募金が送られてきた。なかにはウトロ同胞を支援し真の解決を願う温かい激励のメッセージもあった。

 関係者らは、総連と同胞の温かい同胞愛によってウトロの住民たちに喜びと希望を与えることができたと語った。【京都支局】

[朝鮮新報 2008.3.3]