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女性同盟結成60周年記念岐阜県祝賀会

「組織のパワー感じた」

大いに盛り上がった歌自慢

 女性同盟結成60周年記念岐阜県祝賀会が3月23日、岐阜会館で行われ、1世から3世までの同胞女性109人が参加した。また、歴代の女性同盟本部委員長と常任委員ら70歳以上の同胞女性らが招待された。

 集いでは、総連岐阜県本部の金徳演委員長が祝辞を述べた。金委員長は、現在行われている「同胞訪問運動」の重要性について触れながら、これからも女性同盟が「組織の華」として活躍してくれるとの期待を表明した。

 続いて、女性同盟本部の李貴鮮委員長が報告を行った。

 李委員長は、結成60周年を迎えられたことはこのうえない喜びであると述べながら、1世たちの愛族愛国精神を受け継いだ2世が同胞社会を守るために奮闘していると語った。

 また、先輩の背中を見て育った3世が女性同盟活動で中心的な役割を果たそうとがんばっており、頼もしい限りだと述べた。

 そのうえで、「同胞訪問運動」をさらに力強く進めることで、すべての同胞女性が楽しめる場をたくさん作っていこうと訴えた。

 祝賀会の2部では、岐阜朝鮮初中級学校の生徒と卒業生からの結成60周年を祝うビデオメッセージが上映されたのに続き、各支部のメンバーと若い世代が出演する歌自慢が行われた。

 また、代を継いで同胞社会を守るために献身的に活動してきた家族の紹介も行われた。最後には朝鮮民謡に合わせてみなが踊りながら、楽しいひと時を過ごした。

 この日、同胞女性らによる作品の展示会も行われたほか、岐阜初中の運営などを支援するための物品販売も行われた。

 ある支部のメンバーは、「厳しい情勢なので、同胞たちが集まってくれるか心配だったが、実際に同胞たちのところへ行ってみると、『とてもいいことだ。かならず行く』『予定があって行けないのが惜しい』などとても反応がよかった」と感想を語った。また、1世の支部顧問は「いつも厳しい中で2世はがんばっている。何もしていない自分を祝賀会に招待してくれたのでうれしかった。女性同盟が2世によってしっかり守られているのを見てうれしかった。微力ではあるが、女性同盟のために自分ができることをやっていきたい」と語った。

 若い世代の参加者らは、「女性同盟のパワーを感じた。愛国的な先輩たちがいたから今日があるということを実感することができた」と感想を述べた。【女性同盟岐阜】

[朝鮮新報 2008.4.23]