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総連大阪府本部代表 府知事を表敬訪問

助成金削減案の再考など求める

 総連大阪府本部の金奉亨委員長が19日、今年2月に就任した大阪府の橋下徹知事を表敬訪問した。同本部の夫永旭副委員長兼大阪府民族教育対策委員会委員長と朴栄致国際統一部長、大阪府商工会の朴栄洙理事長、女性同盟大阪府本部の高連玉委員長、大阪朝鮮学園の申正学理事長と府側関係者が同席した(写真)。

 金委員長らは席上、大阪府の歴代知事らはこれまで、朝鮮学校への助成金と同胞高齢者らの権利保障のために協力を惜しまなかったと述べ、府下の朝鮮学校における民族教育の重要性と意義、現況などについて言及。

 また、指定寄付金制度から朝鮮学校が除外されている状況下で、知事が進めている財政再建案どおり助成金が10〜30%削減されれば、朝鮮学校の運営は大変厳しいものとなり、来年以降、学父母らの負担も増えるとし、削減案の再考を求めた。さらに、大阪府商工会創立60周年記念行事に招待した。橋下知事は、「わざわざありがとうございます。私にも在日の友だちがいる。今後もみなさんと共生できるよう検討していきたい」と述べた。(東)

[朝鮮新報 2008.5.28]