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「トンポアイネット拡大21」 100日間運動始まる

各地方本部、団体で対策討議

100日間運動が提起された「『トンポアイネット21』中央熱誠者大会」(5月31日〜6月1日、朝鮮大学校)

 「『トンポアイネット拡大21』中央熱誠者大会」(5月31日〜6月1日、朝鮮大学校)では、総連第21回全体大会後に各地で成し遂げられた成果と経験、「トンポアイネット拡大21」を新たな段階に押し上げるための課題について話し合われ、その突破口を開くために100日間運動(6月16日〜9月23日)を推進していくことが提起された。これを受け、総連の各地方本部、団体では、朝鮮創建60周年(9月9日)を輝かしい成果を持って迎えるため、100日間運動に全組織を挙げ取り組んでいくための会議が相次いで開かれ、課題と対策について話し合った。

 大阪では7日、総連大阪府本部第21期第2回会議拡大会議が開かれた。会議では、支部を拠点に「『トンポアイネット拡大21』推進委員会」を設置し、若い世代をはじめとした同胞たちの志向と要求を満たす民族的な「受け皿」、幅広い同胞が集う多様な場を数多く提供し、地域同胞のネットワークを拡大していくことが強調された。参加者たちは、100日間運動を力強く推進し、「トンポアイネット拡大21」を汎同胞的な運動として推し進めていく決定的な機会にしようと誓い合った。

 総連東京都本部は14日に会議を開き、「訪問、奉仕、拡大、同胞民族圏」を合い言葉に運動を力強く推し進め、同本部が提示した2010年5月までに管下同胞の過半数と連携を持つとの目標の60%を、100日間運動期間中に達成することが提起され、対策について話し合った。

 総連中央の許宗萬責任副議長は大阪の会議などで、朝鮮を取り巻く情勢が大きく転換していると述べ、朝米、北南、朝・日関係などの進展により、総連と在日同胞の前には結成以来、最も有利な環境が造成されるだろうと指摘。それに対応し、「トンポアイネット拡大21」に全組織を挙げ取り組み、総連第22回全体大会までに確固たる前進を遂げたうえで在日朝鮮人運動の新たな里程標を示すため、100日間運動の要求に即した組織体制を整備、強化していこうと強調した。(取材班)

[朝鮮新報 2008.6.27]