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在日コリアン高齢者生活支援ネットワーク・ハナ 第4回総会と第6回研修会

現場の思いをひとつに

 「在日コリアン高齢者生活支援ネットワーク・ハナ」主催の総会と研修会が6月21日、京都市内のNPO法人エルファ旧デイサービスセンターで行われ、福祉部門有資格者など約50人が参加した(写真)。

 総会では、08年度活動予定などが採択された。08年度代表に、四国学院大学社会福祉学部の金永子教授が選出された。

 研修会では、「在日コリアン高齢者の介護現場の今」という題で、7カ所の事業者が「生活を支えるための小規模多機能宅老所について〜視点の転換、実践の理念を考える」(アリランはんしん)、「総合的福祉としての在日コリアン生活支援(障がい者含む)」(エルファ)などのテーマで画像、映像を交えて発表した。

 介護保険の改正により運営が厳しい中にありながら、同胞高齢者への自立支援、高齢者と障がい者と子どもたちへの複合的支援に奮闘する各事業者、有資格者たちの現場からの報告に、参加者は熱心に耳を傾けた。続いて行われたケアマネジャー、訪問介護事業者、通所介護事業者別交流会は大切な情報交換の場となった。

[朝鮮新報 2008.7.4]