top_rogo.gif (16396 bytes)

京都・西陣研究発表会 経済活動と伝統産業を学習

在米同胞も参加、親ぼく深める

経済活動と伝統産業について学習し親ぼくを深めた

 研究発表会「在日朝鮮・韓国人の経済活動、西陣織と在日朝鮮人との関り」が7月12日、総連京都府西陣支部会館で行われた。

 総連京都府本部、総連西陣支部(金鐘現委員長)、女性同盟西陣支部(文必順支部委員長)、社会科学者協会京都支部(呉鳴夢会長)、韓国民団上京支団、在日朝鮮人老齢者年金訴訟京都原告団(玄順任団長)、外国人政策研究所の関係者、同胞、龍谷大学、相愛大学、下関市立大学、東京大学、同志社大学、ニューヨーク市立大学、ハーバード大学から南朝鮮、米国、日本の教授22人が参加した。

 参加者たちは在日、在米同胞の経済活動を歴史的に考察し、西陣同胞たちが祖国解放前から現在まで、どのように伝統産業である西陣織と関わってきたかについて学んだ。

 西陣織に従事してきた李玄達氏、玄順任氏が自身の体験を語り、呉鳴夢会長が植民地時代から京都各所に同胞が住むようになった経済的、歴史的事情について言及した。朝鮮語、日本語、英語の同時通訳による進行だった。

 在日同胞でありながら、誇りと喜びを持って、衰退する伝統産業を3代に渡り守り続けているという話も披露された。

 続いて、ニューヨーク市立大学の在米同胞教授が「在米同胞移民の始まりと経済活動の歴史的変化」についての研究を発表した。

 教授は総連と民団、海外の同胞たちの前に立つことをとても嬉しく思うと述べ、熱の入った講演を行った。

 参加者たちは西陣織を営む同胞宅を見学し、記念写真を撮った。同胞飲食店で開かれた懇親会では朝鮮民謡を合唱し親ぼくを深めた。【西陣支部】

[朝鮮新報 2008.8.4]