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留学同サマーセミナー「マダンMAX」 民族に触れる貴重な「場」

各地の同胞学生ら260人が参加した

 日本の大学や専門学校に通う在日同胞学生を対象にした留学同の夏の恒例行事、サマーセミナー「マダンMAX」が8月12〜14日にかけて兵庫県のハチ高原で行われた。

 「トンポアイネット拡大21−100日間」の象徴的な行事にしようと3年ぶりに全国規模で行われたセミナーには、昨年の1.5倍以上にもなる260人の同胞学生、関係者らが参加した。

文化公演など多彩なイベントが行われた

 行事の準備過程から動員、参加者が得られるものなどすべてを「最高」のものにしようと、名称も「マダンMAX」とし、スポーツ大会やバーベキュー、クイズ大会、民族色あふれる文化公演、公演や演劇、討論など多彩なイベントが組まれた今回のイベントは、参加者らにとって民族に触れ、朝鮮人としての自分自身について考える貴重な「マダン(場)」となった。

 「マダン」実行委員会の洪滉仁委員長(21、留学同京都)は今回の行事を振り返り、「今まで経験したことのない規模でイベントを行ったので、正直難しいこともたくさんあったが、それでもこれだけ多くの同胞学生が集まって交流した。民族について共に学び、議論する場はとても大切。自分自身にとっても自信につながった。参加者らは帰り際、口々に『楽しかった』と言ってくれた。本当にやってよかったと思った」と語った。【留学同中央】

[朝鮮新報 2008.8.29]