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〈共和国創建60周年在日同胞大祝典〉 「ウリウリ・コッポンオリ」コンサート

笑顔で「アンニョンハセヨ!」

子どもたちを釘付けにしたコンサート

 文化会館で行われた「ウリウリ・コッポンオリ」コンサート。子どもたちの人気者、コッポン、シアリ、セサギ、ピビンバレンジャーたちは、たちまち子どもたちの心をつかんだ。

 舞台に登場した出演者たちの「アンニョンハセヨ!」という呼びかけに、「アンニョンハセヨ!」と大きな声で応える子どもたちの顔には、笑顔があふれていた。

 つづいて、いつも画面の中だけで見ていたキャラクターたちが目の前に登場すると、子どもたちは目を輝かせ舞台の前に駆け寄っていった。

 舞台では、体のいろいろな部分をウリマルで学ぶための歌「ヨギヨギ」と「頭、肩、ひざ、足」などが披露され、子どもたちもそれに合わせ、リズムにのり、歌い、踊った。

 公演のテーマは「本当の思いやり」。弟たちを大切に思うコッポンの心を踏みにじる悪役に対し、子どもたちは「やめろー!」「コッポン! がんばって!」と力いっぱい声援を送っていた。子どもたちは、「とても楽しかった」「ピビンバレンジャーがかっこよかった!」などとても満足気だった。

 子どものみならず、保護者たちの笑いも誘った公演は、たいへん好評だった。

 子どもを2人連れて公演を観覧した文英喜さん(36、西東京居住)は、「ビデオで観たことはあったが、コンサートは初めて。子どもたちも興味を引かれたみたいで、楽しそうだった。子どもたちにもっと朝鮮の歌を聞かせてあげたいし、私も踊りをもっとみたいと思った」とほほえんだ。(裕)

[朝鮮新報 2008.9.26]