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〈共和国創建60周年在日同胞大祝典〉 「オルシグ・チョッタ!」第3回中央農楽ノリ競演大会

民族リズムで肩揺らし

優勝した東京第4初中の農楽ノリ

 「オルシグ・チョッタ! 第3回中央農楽ノリ競演大会」が文化会館で行われた。

 学校対抗で行われた大会では、各学校が民族情緒あふれるリズムで肩を揺らし、チャンダンや舞踊を組み合わせ独創的にアレンジした農楽を披露。それぞれに記念すべき日を祝った。

 生徒たちはチョゴリを身につけ「ソゴ」や「プク」「ケンガリ」を鳴らし「サンモ」を回しながら楽しく踊り、観衆の喝采を浴びた。大学生らも「プンムルノリ」を披露しお祝いムードをいっそう高めた。

 大会では東京朝鮮第4初中級学校が優勝。2位は群馬朝鮮初中級学校、3位は東京朝鮮第9初級学校。

 東京第4初中は中3全員と初、中の舞踊部でメンバーを構成。この日に向けて早朝練習を実施し、6月に運動会で披露し好評だった農楽をさらに洗練させてきた。最後は二つの長い「サンモ」と10数個の短い「サンモ」が見事に回り、場内は大きな歓声に包まれた。

 舞踊部主将の高春希さん(中3)は、「農楽だけに、何より自分たちが楽しんで踊ることを心掛けて練習に励んできた。優勝できてうれしい」と語った。

 群馬初中は全校生徒が出演。「タルチュム」などを織り交ぜ多彩な農楽を披露。初級部低学年児童たちのかわいらしい踊りに会場はほほ笑ましい雰囲気に包まれた。

 朴慶恵さん(中3)は「建国60年の歴史を学び、みんなで一生懸命練習してきた。とても楽しく踊れた」と語った。(鎬)

[朝鮮新報 2008.9.26]