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〈共和国創建60周年在日同胞大祝典〉 第3回歌自慢

地域の特徴生かし熱演

美声を披露した埼玉初中合唱団

 今回で3回目となる歌自慢には、西東京第1初中、横浜初級、埼玉初中、茨城初中高、群馬初中、千葉初中、東京第4初中(登場順)の7チームが出場した。

 西東京第1は、「美しい平壌」を歌い朝鮮建国60周年に花を添えたほか、横浜は自分たちが作詞、作曲したオリジナルソングを披露。観覧者たちから惜しみない拍手を浴びた。

 それぞれの合唱団は、老若男女の配分など地域の特徴を生かしつつ、この日のために積み重ねてきた練習の成果を発揮した。会場では、歌自慢を観覧していた同胞らが、オッケチュムを踊りながら温かい声援を送った。

 審査の結果、1位に群馬、2位に横浜、3位に埼玉が入賞。それぞれ20万円、10万円、5万円の賞金を手にした。1位を獲得した群馬のメンバーらは、成績が発表されると同時に、うれしさのあまり歓声を挙げて抱き合いながら喜んだ。メンバーらは、「群馬同胞たちの団結力」が1位になれた要因だと口を揃えた。

 審査委員長を務めた文芸同中央の金正守委員長は、歌は聞く人に夢と希望、力と勇気を与えてくれると述べながら、すべての出演者は総連と在日同胞社会が試練を乗り越えている時に歌で力と勇気を与えてくれたと指摘。これからも歌と踊りを通じて組織を守っていこうと訴えた。(鶴)

[朝鮮新報 2008.9.26]