10.4宣言発表1周年記念中央報告集会 |
10.4宣言を固守・実践していく
「北南関係発展と平和・繁栄のための宣言」(10.4宣言)発表1周年記念中央報告集会が3日、東京都千代田区の朝鮮会館で行われた。 総連中央の許宗萬責任副議長、南昇祐副議長、梁守政副議長、徐忠彦国際統一局長、李漢洙在日朝鮮人平和統一協会会長、任泰光祖国統一汎民族連合在日朝鮮人本部議長、そして、関東地方の総連活動家、同胞らが参加した。 集会では南昇祐副議長が記念報告を行った。 副議長は、昨年10月北南首脳会談が実現し10.4宣言が採択されたことは、6.15共同宣言の旗印のもと祖国統一偉業を新たな段階へと前進させるうえで特筆すべき出来事だったと意義を強調した。そして、10.4宣言を実践するとき自主統一、平和繁栄の新時代が開かれるだろうと述べた。 しかし、李明博政権の親米事大主義と反北対決策動により北南当局間対話は断絶され、10.4宣言の合意事項の履行どころか、長い間行われてきた金剛山観光や離散家族の面会が中断されるなど、こんにち北南関係は最悪の状態に置かれていると指摘した。 副議長は、6.15時代に逆行して北南関係を破局に追い込むだけでなく、米国の好戦勢力の突撃隊になり平和と安全まで破壊しようとしている李明博政権をすべての在日同胞の名において厳しく糾弾した。 そして、在日同胞は北と南、海外の同胞らと志と力をひとつにし、6.15共同宣言と10.4宣言を固守・実践するための全民族的運動に立ち上がっていくと強調した。 [朝鮮新報 2008.10.8] |