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千葉・市川朝鮮問題研修会第96回例会 「テロ支援国」指定解除について学習

 千葉県の市川朝鮮問題研修会第96回例会が10月18日、八幡市民談話室(千葉県市川市)で行われた。総連千葉県本部の康東勲顧問と日本の市民らが参加し、朝鮮半島の「核問題」や「テロ支援国」指定解除について意見を交換し、認識を深めた。

 康東勲顧問は、「テロ支援国」指定解除は米国の「譲歩」ではなく、朝鮮に押し付けた不当な「国際基準」を撤回したに過ぎないとの見解を示し、「テロ支援国」指定を復活させるべきだという主張は朝米関係を以前の緊張状態に戻すことであり、6者会談の崩壊を目論むものであると批判した。

 参加者は「国際社会から排除しようとする敵視政策の本質を知った」「日本政府が人道主義に反し『制裁措置』を再び延長したことは恥ずべきことで、即時撤回するべきだ」「一日も早い国交正常化に向けて努力していこう」と語った。

 第97回例会は11月29日に行われる。【千葉支局】

[朝鮮新報 2008.11.4]