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静岡初中代表ら 静岡市長に助成金増額など求める

 学校法人静岡朝鮮学園の朴英植理事長と静岡朝鮮初中級学校の朴栄基校長をはじめとする静岡初中の代表ら5人が11月18日、小嶋善吉・静岡市長を訪ね、同校への助成金増額をはじめとする要請活動を行った(写真)。

 朴英植理事長は、市が同校に対し「教材教具等補助金」を引き続き給付していることに謝意を表しながら、日本経済が沈滞する中で同胞父母の負担が増加しており、その解決のためにも助成金を増額してくれるよう求めた。

 朴栄基校長は、同校の前を走る国道150号線の工事と関連し、市側と数回にわたって交渉してきた経過について説明。今回の工事により生徒たちの教育条件の悪化が予想されることから、市が適切な対策を取るよう求めながら要望署名を市長に手渡した。

 小嶋市長は、同校が近隣住民との交流を深めるなど、市の国際化促進に大きく貢献していることに謝意を表しながら、助成金増額に関する提案を真摯に検討するとともに、工事に関しても学校側と市建設局との間で円満に解決できるよう協力すると述べた。【静岡初中】

[朝鮮新報 2008.11.28]