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山口初中の保護者ら下関市議会議長に陳情書 「気持ち理解してほしい」

朝鮮学校、保護者の置かれた状況を訴えるオモニたち

 山口朝鮮初中級学校の保護者を中心とする8人が11月25日、下関市議会の関谷博議長を訪問し、教育助成金に関する陳情書を手渡した。今回の訪問は、山口朝鮮学園が9月の市議会定例本会議に提出した、補助金増額のための請願書の継続審議を可決してほしいという保護者たちの思いから実現したものだ。

 「山口県民族教育を支援するオモニたちのネットワーク」下関地域(趙真珠代表)の名で提出された陳情書は、山口初中への補助金増額のための請願書の可決と日弁連の勧告を実行することなどを求めた。

 子どもたちを連れて参加した若いオモニたちは、経済的困難の中で子どもを朝鮮学校に送っている保護者の負担はいつになく大きいと述べながら、民族教育を通じて子どもを立派な朝鮮人に育てたいというオモニたちの気持ちを理解してほしいと訴えた。

 関谷議長は、陳情に対して保護者の心情を理解すると述べながら、助成金増額のために努力すると語った。【「山口県民族教育を支援するオモニたちのネットワーク」事務局】

[朝鮮新報 2008.12.5]